◆最適な着用時期 9月〜5月(秋単衣から袷の季節に)◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン コンサート、街着、お食事、パーティー、行楽など。
◆あわせる着物 付下げ、小紋、色無地、御召、紬 絹100% 長さ4.4m(お仕立て上がり時) ※おすすめ帯芯:突起毛綿芯 ◇お太鼓柄 【 仕入れ担当 中村より 】生地にこだわり、意匠にこだわり、染めにこだわり尽くして仕上げられた、 本チャンチン、野蚕糸紬袋帯のご紹介です!京でも随一とされる、 伝統的な染めの技法のみを追求されている老舗染匠さんの作品です。
洒落袋の中でも最高級の位置する逸品。
どれほどの時間がかけられたお品か…。
なかなかご紹介できる機会のないひと品… その感性をじっくりとご堪能頂きたく思います。
ひとつずつ丁寧に染め上げたお品でございます。
豊かな仕上がりを、どうぞじっくりとご堪能くださいませ! 【色柄】今回ご紹介いたしますのは、 「チャンチン」と呼ばれる、銅製の蝋留めを竹の先につけた道具を用い、 丁寧に蝋置きした手描きろうけつの更紗となっております。
一つ一つの作品はそれぞれが世界にたった一つのものといえます。
サラリとタテ・ヨコに節の風合いが浮かぶ軽い野蚕糸紬地は、凹凸も豊かに手触りにも上質を感じさせてくれます。
軽やかな風合いの生地ですので、単衣の時期にもお薦めです。
地色は鉛丹色色を基調にして、お太鼓と前柄には、存在感あふれるジャワに更紗文を描きました。
ビビットな彩りに趣味性の高い意匠による確かな加工ぶりは ひと目でご納得いただけることでしょう。
卓抜したデザインセンスが見事に表現された、 洗練された個性ある大人のカジュアルを、こころゆくまでご堪能くださいませ。
お洒落に格別な彩りを与え、こだわりの和姿を飾る上質の一条… 帯姿をアクセントに、様々なお着物とのコーディネートを、 素敵にお楽しみいただけましたら幸いでございます。
【 インドネシアバティック Indonesian Batikについて 】 インド更紗の影響を受けながら、多くの島々からなる国・インドネシアを代表する染め物。
「バティック」は蝋けつ染を意味し、その名の通りロウケツ染めの技法によって布を染める手法の事です。
型を一切使わず、全てをチャンチンにより手描きされているバティックは、 熟練の職人の「ろう」の置き具合によって微妙な強弱が出る手仕事の線の味わいが真骨頂。
アジアの染織の長い歴史の中で培われた「無名の美」の代表的なものの一つです。
創作には、かなりの日数がかかります。
生地にもよりますが、数十日から数ヶ月とかけてようやく作品が生み出されます。
模様すべての蝋置きがチャンチンを使った手描きによるものですので、ひとつ ひとつの創作品はそれぞれが、世界にたったひとつのものと言えます。
【 野蚕糸紬(ムガシルク)について 】 古来インドマハラジャの婚礼衣装など、大変貴重な特産物として古くよりごく一部の人々の間で使用されてきたまさに、王様の布— インド、アッサム地方でしかとれない、天然野蚕糸から引いた生糸の、絹本来の独特の感触。
ムガ蚕と呼ばれる野生の蚕はソムという樹の葉を食します。
この葉の成分と、日照時間が長く雨の多いアッサム地方の気候が、黄金色の糸を作り出すといわれています。
【京随一の老舗染匠について】京都の市内中心部に工房を構える数少ない染匠の一つ。
手描き友禅や摺り友禅に加え、インドネシアのバティック染めなど多様な技法を駆使して、フォーマルからカジュアルまで幅広い作品を生み出されています。
◆染元のお名前が気になられる方は、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
袋帯のお仕立てはこちら (直接仕立て) 撥水加工をご要望の場合はこちら (ガード加工 帯) (パールトーン加工 袋帯) [文責:中村 浩二] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
楽天で購入638,000円(税込み)